今日は台北・迪化街にある意麺王さんに行ってきました。台北の迪化街グルメを探しているなら、この老舗は絶対に外せないお店です。
意麺王のポイントをまとめるとこんな感じです。
- 創業80年超、3代目が守り続ける台湾料理の名店
- 迪化街エリアで地元の人に圧倒的に人気の意麺/あげたまごめん(イーミェン)専門店
- 乾意麵も清湯意麵も1杯35元〜と、迪化街グルメのなかでもおすすめのコスパ
ランチにもおやつにもぴったりで、サクッと台湾らしい一杯を楽しめます!
意麺王の店内の雰囲気 ― レトロな空間に漂うローカル感
意麺王は、迪化街のすぐそばにある歸綏街(グイスイジェ)沿いに位置しています。外観は飾り気のない昔ながらの食堂そのもの。迪化街周辺のレトロな建物の雰囲気にしっくりなじむ、まさに伝統的な台北の老舗食堂という佇まいです。


店内に入ると、テーブル席が7卓ほど並んでおり、席数はおよそ35席。天井が高く、空間としてはゆとりがあります。壁にはメニューの値段表が掲げられていて、いかにもローカル食堂という歴史を感じる内装です。
2026年3月上旬の土曜日、14時ごろに訪問しました。ランチのピークは過ぎている時間帯にもかかわらず、お客さんは絶え間なく出入りしていて、Googleの高評価(3.9点・4,080件超)も納得の繁盛ぶり。客層は地元の常連さんがほとんどで、ご年配の方からファミリーまで幅広い印象でした。一人でも気兼ねなく入れる雰囲気です。
そもそも意麺は台南発祥の卵麺で、小麦粉と卵を練り合わせて作る台湾の伝統的な麺類です。乾意麵(汁なし)の場合は、提供されたらすぐにソースと麺をよく混ぜ合わせて食べるのがコツ。
清湯意麵(スープあり)はそのままスープと一緒にいただきます。日本のラーメンとは食感が異なり、ぷりっとした軽い歯ごたえが特徴です。
意麺王のメニューと注文方法
意麺王のメニューは至ってシンプル。意麺(イーミェン)を中心に、スープ類、サイドの小菜(小皿おかず)が並びます。

メインの意麺は乾意麵(汁なし麺/ガンイーミェン)と清湯意麵(スープあり/チンタンイーミェン)の2種類で、それぞれ大・小が選べます。小サイズは35元(約160円)、大サイズでも50元前後と、驚くほどリーズナブルです。
そのほか、ワンタンや餛飩麺(フントゥンミェン/ワンタン麺)、紅燒肉(ホンシャオロウ/豚肉の醤油煮込み)、滷蛋(ルーダン/煮卵)、燙青菜(タンチンツァイ/茹で野菜)、三層肉(サンツェンロウ/豚バラ)、さらにはかき氷まであるのがユニークです。
日本人にもなじみやすい料理ばかりなので安心して注文できます。
注文方法は、席に置いてあるオーダーシートに数量を記入して店員さんに渡すスタイル。日本語メニューも用意されているので、中国語がわからなくても大丈夫です。
支払いは現金のみなので、細かいお金を用意しておきましょう。テイクアウト(外帶)も可能です。
今回いただいたもの


乾意麵(小)(ガンイーミェン)(35元)

まず最初にいただいたのが、意麺王の看板メニュー・乾意麵です。小ぶりなお椀に卵麺が盛られ、その上に特製の甘辛ソースとセロリがトッピングされたシンプルな一杯。
食べる前にしっかり混ぜ合わせるのがポイントです。箸でぐるぐるとかき混ぜると、麺全体にソースが絡まり、ほんのり甘い香りが立ちのぼります!
ひと口すすると、まず感じるのは麺のぷりっとした独特の食感。意麺は台南発祥の卵麺で、日本のラーメンとも中華麺ともちょっと違う、軽やかなコシが特徴です。味わいは優しく、甘辛ソースの甘みと塩気のバランスが絶妙。
迪化街の散策途中にサッと食べるのにもぴったりのサイズ感です。
日本人の口にはとても合いやすい味で、八角やパクチーなどのクセは一切ありません。
清湯意麵(小)(チンタンイーミェン)(35元)

乾意麵と対になるスープありの一杯。透き通ったスープに、同じ意麺が泳いでいます。
スープをひと口飲むと、その優しさに驚きます。あっさりとしたスープ(清湯)は、鶏ガラや豚骨をベースにしたごくシンプルなもので、雑味がまったくありません。老舗が80年以上守り続けてきた味というのが、このスープを飲めば納得できます。
麺の食感は乾意麵と同じですが、スープと一緒にいただくとまた違った味でした。
するするっと食べられて、胃に染み渡るような滋味深さがあります。個人的には、乾意麵とこの清湯意麵をセットで注文して食べ比べるのがおすすめです。
紅燒肉(ホンシャオロウ/醤油煮込み豚肉)(50元)

意麺だけでは物足りない方にぜひ頼んでほしいのがこの紅燒肉。台湾の家庭料理としてもおなじみの醤油煮込み豚肉です。
お皿に盛られた豚肉は、箸で簡単に崩れるほどやわらかく煮込まれています。そして特筆すべきはこのお店オリジナルのソース。甘みとコクが凝縮されたタレが肉にしっかり絡んでいて、これが本当に美味しい。思わず白ごはんが欲しくなる味です。
添えられた千切り生姜がアクセントになっていて、脂っこさをうまく和らげてくれます。古き良き台湾の料理を凝縮したような一皿でした。
滷蛋(ルーダン/煮卵)(15元)

台湾のお店に来たらつい頼んでしまう煮卵、滷蛋。醤油と八角、スパイスでじっくり煮込まれた定番の一品です。
外側はしっかり茶色に染まっていて、味がよく浸みています。黄身はほどよく半熟に近い仕上がりで、口に入れるとまろやかな旨みが広がります。1個15元(約70円)という地元価格も嬉しいポイント。意麺のお供として最高の一品です。
迪化街食べ歩きガイド ― 意麺王と一緒に巡りたいスポット
意麺王がある迪化街(ディーホアジェ)は、台北でも屈指の食べ歩き・散策スポットです。大稲埕(ダーダオチェン)とも呼ばれるこのエリアは、清朝時代から続く問屋街で、漢方薬や乾物、お茶の老舗が軒を連ねています。
近年はリノベーションが進み、レトロな建物を活かしたおしゃれなカフェや雑貨店も増えています。台湾旅行の観光コースとしても人気で、永楽市場を中心に食べ歩きを楽しむ日本人旅行者も多いです。
意麺王で麺を食べた後、周辺の屋台でおこわや魚丸湯(魚のつみれスープ)をつまみ、豆花やスイーツで締める…なんていう迪化街食べ歩きコースも最高でおすすめです!
乾物やお土産の買い物もできるので、半日かけて散策するのがおすすめです。
アクセス: MRT大橋頭駅(中和新蘆線)から徒歩約9分。北門駅(松山新店線)からも徒歩圏内です。迪化街の最寄り駅としてはこの2駅が便利で、中山駅からもバスやタクシーで10分ほどで到着します。

意麺王付近のおすすめグルメ
まとめ ― 意麺王は迪化街ランチの大本命
意麵王についてまとめると…
- 1杯35元〜という驚きのコスパ。気軽に台北の台湾料理を楽しめる
- 紅燒肉のオリジナルソースが絶品。サイドメニューも侮れない
- 創業80年超の老舗の味が、旅行の思い出に深みを加えてくれる
台湾の迪化街グルメランキングがあれば間違いなく上位に入る名店です。派手さはないけれど、一口食べれば「これぞ台湾」と感じられる素朴で優しい味がここにあります。
意麺王は、迪化街ランチにぜひ加えたいお店。台北旅行で本物のローカルグルメを探している方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。ここまで見てくださってありがとうございました。
店舗情報
| 店名 | 意麵王(イーミェンワン) |
| 住所 | 台北市大同區歸綏街202號 |
| 営業時間 | 10:30〜20:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 最寄り駅 | MRT大橋頭駅 徒歩約9分 |
| 予算目安 | 1人あたり50〜150元(約230〜700円) |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| 日本語メニュー | あり |
| テイクアウト | 可(外帶) |
| Googleマップ | 意麵王 |
よくある質問(FAQ)
Q. 迪化街(ディーホアジェ)の最寄り駅はどこですか?おすすめの行き方は?
A. 迪化街の最寄り駅はMRT大橋頭駅(中和新蘆線)で、1番出口から徒歩約8〜10分です。松山新店線の北門駅からも徒歩圏内です。迪化街グルメや買い物を楽しむなら、大橋頭駅から北側を起点に南下しながら散策するルートがおすすめです。
Q. 迪化街は「孤独のグルメ」に登場しましたか?
A. はい、テレビドラマ「孤独のグルメ」の台湾出張編で迪化街が舞台として登場しました。番組では迪化街周辺のローカル食堂で台湾料理を楽しむシーンが描かれ、放送後は日本人観光客の間で迪化街グルメへの注目度がさらに高まりました。意麺王も迪化街おすすめの老舗食堂のひとつです。


