今回は、台湾・台北の温泉地である北投エリアに位置する「アロフト台北北投」の宿泊レポートです。
最寄りのMRT(地下鉄)北投駅から徒歩約6分という便利な立地にありながら、市内の喧騒から離れて静かに過ごせるブティックホテルとなっています。
本記事では、広々とした1ベッドルームスイートの客室や朝食ビュッフェの様子、マリオットボンヴォイのプラチナ特典などについて、実際の滞在体験をもとに簡潔にご紹介します。
台北観光と温泉地でのリフレッシュを両立させたい方は、ぜひご一読ください。
基本情報とアクセス|駅から徒歩圏内の好立地
ホテルは台北市の温泉地として有名な北投区にあります。いわゆる観光客が集まる繁華街ではなく、静かで落ち着いた雰囲気の中で過ごしたい方におすすめの場所です。

最寄り駅から徒歩約6分
最寄り駅はMRT淡水信義線(赤ライン)の北投駅で、ホテルまで徒歩およそ6分。一つ前の駅、奇岩駅からも徒歩5分ほどで到着できます。どちらの駅を利用しても便利で、その日のルートによって使い分けられるのは嬉しいポイントでした。

私は最初分からずに北投駅から向かったのですが、出てすぐ、大通りに面した道を少し歩くだけで、ガラス張りのモダンな建物が見えてくるので迷うことは無く到着できると思います。
坂道もほとんどなく、スーツケースを持っていても歩ける距離だと思います。
近くには、ファミリーマートなどのコンビニが徒歩数分圏内にあり、夜にちょっとしたものを買い足したいときも安心でした。温泉博物館や地熱谷といった観光スポットも、1駅(新北投駅)+徒歩で行ける距離です。
建物自体はアロフトブランドらしく、ビビッドなカラーリングと開放的なロビーが印象的。フロントのスタッフの対応は丁寧で、英語はもちろん、簡単な日本語でも対応しているのを確認しました。

市内・空港からのアクセス
台北駅からホテルまでは、淡水信義線で乗り換えなし、約30〜35分ほど。松山空港(TSA)からも中山駅を経由して40分前後で到着できます。
桃園空港からは、MRT桃園空港線で台北駅まで出て、淡水信義線に乗り換えて行けます。
所要時間は1時間〜1時間15分程度です。少し距離があるように感じますが、エリアの立地を考えれば十分スムーズかと。タクシーやUberの場合40-50分で着きます。
ちなみに、市内へのアクセス時間ですが、MRT淡水信義線(赤ライン)が通っているため、まあまあスムーズに移動できます。
台北駅までは約30〜35分、中山駅までは約25分、信義エリア(台北101方面)まで約45分。朝晩の通勤時間帯以外は座れることが多く、疲れずに移動できます。
中心部の喧騒から離れて滞在しつつ、観光は十分楽しめるバランスの良い立地です。
1ベッドルームスイートの客室レポート

今回私が泊まったのは、1ベッドルームスイート(キング・關渡平原ビュー)。スタンダードより2段グレードの高い、特別感のあるタイプです。

間取りと広さ|リビングと寝室が分かれる贅沢
想像以上に広かったですが、スイートとしては少し狭めの部屋でした。


客室はリビング・寝室・バスルームの3つがきちんと分かれていて、それぞれの空間を木製のスライドドアで仕切れるつくりになっています。
仕事をしたい時はリビングと寝室を閉じて集中でき、夜はドアを開け放って開放感のある一続きの空間に。こうした間取りの柔軟さは、おすすめポイントです。ソファも大きく、荷物を広げても窮屈さがありません。

キングサイズもベッドはマットレスの質が高く、ぐっすり眠れました。枕もちょうどよい高さでした。

バスルームはウォークインシャワーと、ゆったりとしたバスタブが別々に設置されているデザインでした。

ホテルにおいて重要なトイレですが、ウォシュレット付きスマートトイレでした。温泉街にある宿らしく、バスタイムをじっくり楽しめる設計でした。


アメニティは清潔感のあるブランドで揃えられ、女性でも安心して使える内容。シャンプー・コンディショナー・ボディソープは完備されていますが、台湾の場合、政府の政策で歯ブラシやクシ、カミソリといった基本セットは置いていません。
購入が必要になります。



また、部屋にはネスプレッソマシンが備えられていました。冷蔵庫にはミネラルウォーター、電気ポットとお茶のパックも用意されています。

Wi-Fiは全室無料。速度も安定していて、オンライン会議や動画視聴もストレスなく使えました。
デスクはノートパソコンを広げて作業するのに十分なサイズで、館内設備の充実ぶりから出張利用にも向いています。
アロフト台北北投のいいところ|温泉街へ徒歩圏内という立地の価値
温泉地の新北投駅にアクセスがいいのも魅力の一つに挙げられます。
新北投駅の周辺には、日帰り入浴できる施設や老舗の温泉旅館が並びます。ホテルから新北投駅までは電車で1駅、歩いても20分ほど。
部屋で一休みしてから、夕方に繰り出して足湯や日帰り湯を楽しむ、という贅沢な過ごし方ができます。博物館や地熱谷などの観光スポットも一緒にまわれるので、台北観光だけでは味わえない「別の台湾」に触れられる滞在でした。
朝食について
朝食会場と時間

朝食は館内のレストラン「Nook」で提供されるビュッフェスタイル。
時間は6:30〜10:30。値段は大人605元、子供303元です。
ラインナップは洋食・中華・台湾料理がバランスよく揃い、特に台湾式の小菜やお粥は体に優しく、朝からほっとする味わい。パン類やフレッシュジュース、コーヒーも充実していて、和食・洋食どちらが好みでも満足できる内容でした。
混雑しやすいのは8時台〜9時前後だと思うので、ゆっくり食事を楽しみたい方は、7時台の早めの時間帯がおすすめです。
アロフトブランド定番の館内バー「W XYZ Bar」
アロフト台北北投には、クラブラウンジはありません。その代わり、アロフトブランド共通のバー「W XYZ Bar」が館内にあり、夜はライブミュージックが流れることもある、大人の社交場として機能しています。

ビールやカクテル、軽めのおつまみが揃い、宿泊者同士が自然に交流できる空気感。静けさを求める方には物足りないかもしれませんが、ブティックホテルらしい賑やかさを楽しみたい方には最適です。
マリオットプラチナ特典でウェルカムドリンクのチケットがもらえたので、一杯だけ飲んでみました。

W XYZ Barのメニュー。空いている間は夜までこのメニューだそうです。






ジムと屋外の水辺スペース
24時間誰でも利用できるジム「Re:charge」も完備。ランニングマシン、ウェイト、フリーウェイトなどが揃っており、宿泊中も運動習慣を続けたい方には嬉しいですね。ただ、マシンは少なめです。
屋外プールも併設されており、温かい季節には特に人気。關渡平原方面の景色を眺めながら泳ぐという、普段味わえないリゾート感のある時間を過ごせます。



値段・マリオットプラチナ特典
シーズン別の料金感(2026年4月時点の参考価格)
スタンダードルームで1泊あたり約12,000円〜18,000円が目安(2026年4月時点の参考価格)。今回泊まった1ベッドルームスイートは、45,000円〜55,000円ほどのレンジでした。
料金が上がりやすいのは、旧正月前後の2月・ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始。逆に狙い目は、気候も過ごしやすい3〜4月、または10〜11月の平日です。
マリオットボンヴォイ プラチナ特典の扱い
アロフト台北北投ではマリオットプラチナエリート会員であれば、以下のような特典が適用されます(空室状況による)。
- 部屋のアップグレード(スイートへの無料アップグレード事例あり)
- レイトチェックアウト(最大16時まで)
- ウェルカムギフト(ポイントor朝食)
- ウェルカムドリンクチケット(プラチナは2枚いただけました)
アロフトはマリオット系列の中ではカジュアル寄りのブランドですが、プラチナ特典はしっかり受けられる宿という印象。1人あたり700〜800元ほどの価値がある朝食無料は、会員ならではの大きなメリットです。
よくある質問(Q&A)
アロフト台北北投とアロフト台北中山の違いは何ですか?
立地の性格がまったく異なります。北投店は温泉地に位置する静かなエリアで、關渡平原を望む自然豊かな景観が魅力。一方、アロフト台北中山はMRT中山駅近くの繁華街に立地し、ショッピングや夜市へのアクセスが抜群です。癒しを求めるなら前者、アクティブな観光と買い物を楽しみたいなら後者、と目的に応じて選ぶのがおすすめです。
まとめ
アロフト台北北投は、「温泉地の静けさ」と「ブティックホテルのセンス」という、一見相反する要素を見事に両立させた宿でした。駅からのアクセスも良く、1ベッドルームスイートの居心地、ビュッフェの充実度、フロントの温かな対応、どれを取っても期待を上回る体験です。
台北の中心で慌ただしく観光するのも一つの旅ですが、少し足を伸ばして落ち着いた空気の中で過ごす時間は、また違った台湾の魅力を教えてくれます。湯けむり漂う街が徒歩圏内にあるのも、この宿ならではの価値。

