日本より一足早く春が訪れる台湾。
3月は、まさに台湾の「花の季節」本番です。
「2月のランタンフェスティバルが終わってしまったから、イベントは少ないのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は3月の台湾は桜・ツツジ・カラー(海芋)が見頃を迎えるベストシーズンです。
この記事では、台北市内で楽しめる最新のお花見スポットから、少し足を延ばして行きたい「光のアート展」、さらに高雄の迫力ある伝統行事まで、3月の台湾を遊び尽くすためのイベント情報をアクセス方法付きで紹介します。
まずはカレンダーで確認!2026年3月の台湾イベント一覧
【2025年3月 台湾イベント開催スケジュール】
| 開催期間 | エリア | イベント名 | ジャンル | 特徴 |
| 〜3/16(日) | 台北 | 陽明山フラワーフェスティバル | 花見 | 台湾で最も有名な花見。桜とツツジの同時鑑賞は最高。 |
| 3/1(土)〜31(月) | 台北 | 台北ツツジ祭り | 花見 | 街中がピンク色に。大安森林公園でのピクニックが最高。 |
| 3/14(金)〜6/22(日) | 台北 | 竹子湖カラー祭り | 花見・体験 | 真っ白な海芋(カラー)の花摘み体験ができる。 |
| 3/15(土) | 台北 | 台北フラワーピクニック | イベント | ツツジ祭りのメインイベント。音楽ライブなどあり。 |
| 3月中旬〜5月 | 台北 | 宝蔵巌光の芸術祭 | アート | 2月末のランタンを見逃した人向け。幻想的な光のアート展。 |
| 3/28(金)〜4/6(日) | 高雄 | 内門宋江陣 | 伝統・武術 | ど迫力の伝統武術パフォーマンス。台湾の熱気を感じるならこれ。 |
- 上旬〜中旬の人: 「陽明山」で桜、始まったばかりの「カラー祭り」でがおすすめです。
- 下旬の人: 台北だけでなく、足を延ばして高雄の「宋江陣」へ。台湾新幹線(高鐵)を使えば日帰りも可能です。
春の絶景!台北近郊の「お花見」イベント3選
3月の台湾旅行で絶対に外せないのが「お花見」です。
日本より一足先に春が来る台湾では、桜だけでなく、ツツジやカラー(海芋)といった花々がリレー形式で見頃を迎えます。
陽明山フラワーフェスティバル(〜3/16まで)

台北の裏山こと「陽明山(ヤンミンシャン)」で開催される、台湾最大級の花の祭典です。
3月中旬までは、昭和桜や吉野桜などの桜と、鮮やかなツツジの競演が楽しめます。特に「陽明公園」の花時計周辺は必見の撮影スポットです。
ただし、週末は交通規制がかかるほど混雑します。できるだけ平日の午前中に着くようにしたほうがいいです。
【基本情報】
- 会場: 陽明山国家公園(陽明公園など)
- 見頃: 2月中旬〜3月中旬
- 公式サイト: 陽明山花季公式サイト
MRT(地下鉄)だけでは行けないので、MRTとバスを乗り継ぎます。
- ルートA(おすすめ): MRT石牌駅(Red Line)下車 → 1番出口からバス「小8」または「128」乗車 → 「陽明公園」下車。
- ルートB: MRT北投駅(Red Line)下車 → バス「小9」または「129」乗車 → 「陽明公園」下車。
- ルートC: 台北駅北2門からバス「260」で陽明山バスターミナルへ直行(時間はかかりますが座れる確率高め)。

【花in台北】台北ツツジ祭り(杜鵑花季)(3/6〜3/31)
「わざわざ山まで行くのはちょっと…」という方には、台北市内で完結するこちらがおすすめ。
会場の「大安森林公園」はMRT駅から直結というアクセスの良さが魅力です。
3月は公園全体がピンクや白のツツジで埋め尽くされ、週末には「台北フラワーピクニック(3/15予定)」などの音楽イベントも開催されます。
情報があり次第、追記します。
【基本情報】
- 会場: 大安森林公園
- アクセス: MRT淡水信義線(Red Line)「大安森林公園駅」下車、出口を出てすぐ。
- 公式サイト:花in台北
3. 竹子湖カラー祭り(竹子湖海芋季)(3/14〜6/22)

陽明山のさらに奥、「竹子湖(ジューズーフー)」エリアでは、真っ白なカラー(海芋)の花畑が広がります。
長靴を借りて(農園で貸してくれます)畑に入り、自分で選んだカラーを摘んで持ち帰ることができます。料金は100元(約480円)前後で数本摘める農園が多く、お財布に優しいです。
- 直行: MRT石牌駅からバス「小8」で「竹子湖」下車。(陽明山フラワーフェスティバルと同じバスです)
- 公式サイト:竹子湖カラー祭り
陽明公園で桜を見た後、公園近くから巡回バス「108」または「124」などで竹子湖へ移動するのも良さそう。
他にもたくさん!熱気あふれる「伝統祭り・ランタン」関連イベント
「3月の台湾旅行、一番の目的はランタンだったのに…」
そんな風に肩を落としている方、まだ諦めるのは早いです。
台湾ランタンフェスティバル(桃園)のメイン期間は2025年2月23日で終了してしまいます。
しかし、他にも3月に楽しめるランタン・光のアートイベントを厳選しました。
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【3/29開幕予定】寶蔵巖光の芸術祭(寶藏巖光節)(Treasure Hill Light Festival)
ランタンフェスの「伝統的な提灯」とは一味違う、現代アートとしての光を楽しみたいならここ一択です。
会場となる「寶蔵巖(トレジャーヒル)」は、複雑に入り組んだ斜面に家々が立ち並ぶ、まるで迷宮のような芸術家村。
例年3月下旬から、この村全体を使った光の展示が始まります。日が暮れると村全体が幻想的な光に包まれ、台北の夜景も一望できる穴場スポットになります。
※こちら情報がまだあまり出ていないので、あり次第更新します。
【基本情報】
- 開催期間: 2026年3月29日(土)〜(予定)※詳細は公式サイト要確認
- 会場: 寶蔵巖国際芸術村(台北市公館エリア)
- アクセス: MRT公館駅から徒歩15分。少し歩きますが、道中の景色もレトロで素敵です。
【毎日開催】十分(Shifen)での天燈上げ体験

「見る」だけでなく、自分でランタンを「上げたい」なら、時期に関係なく十分(シーフェン)一択になります。
ここは毎日がランタンフェスティバル状態です。
特に夕暮れ時(17:30〜18:30頃)に行くと、空に浮かぶランタンの灯りが幻想的でおすすめです。
- アクセス:台北から約1時間半
- 電車: 台北駅 →(台鉄)→ 瑞芳駅で乗り換え →(平渓線)→ 十分駅下車。
- バス: MRT木柵駅からバス「795」で十分へ直行。
【注意】
平渓線は1時間に1本程度しかないので、時刻表の確認は必須です。
時間を気にしたくない場合は、台北発着の半日オプショナルツアーを利用がおすすめです。
【雰囲気だけ味わう】松山慈祐宮などの寺院

大規模なイベントではありませんが、台北市内の大きな寺院では、旧正月期間が終わっても美しい提灯が飾られていることがよくあります。
特に、有名な「饒河街夜市」の入り口にある「松山慈祐宮」は、夜になると建物全体がランタンのように美しくライトアップされます。
夜市グルメを楽しむついでに、台湾らしい光の建築美を堪能するには最高のスポットです。
足を延ばして地方へ!高鐵で行く台中・高雄の3月イベント
「せっかく台湾に来たんだから、台北以外も見てみたい」という方は絶対南に行ったほうがいいです。
南に行けば行くほど暖かく(ときには暑いかも)、台北のような雨のリスクが減るからです。
高鐵(台湾新幹線)であれば、台北から台中までは最短40分、高雄までも1時間半でつきます。
ギリギリ日帰りも行けます。
ここでは、わざわざ新幹線に乗ってでも行く価値のある、地方の3月イベントを紹介します。
1. 【高雄】内門宋江陣(3/28〜4/6予定)
もし台湾渡航が3月下旬なら、高雄で開催される「内門宋江陣(ネイメン・ソンジャンジェン)」もおすすめです。
台湾の伝統武術と宗教儀式が融合した、非常にエネルギッシュで「漢(オトコ)」くさいお祭りです。
顔に隈取をした演者たちが、武器を持って演武を行う姿は圧巻。「これぞ台湾の祭り!」という熱気を肌で感じられます。
観光地化されたイベントとは違う、土着の迫力に圧倒されるはずです。
200年以上前、「羅漢門(らかんもん)」の巡行でお神輿(みこし)を守る役割から始まった伝統ある行事です。 参加するのは地元の人たちだけで、その動きや技は長い間、しっかりと記録され受け継がれてきました。
これには、自分たちの地域を愛する人々の思いが込められています。
もともとは村を守るため、そして体を鍛えるための集まりでしたが、次第にお祭りを盛り上げるパフォーマンスへと変化し、有名な民俗芸能へと発展しました。
この移り変わりは、台湾社会の変化そのものと言えます。 現在の「内門宋江陣(ないもんそうこうじん)」は、伝統を守りながら新しい試みも取り入れ、台湾の文化観光を代表する大切なイベントとなっています。
【基本情報】
- 会場: 高雄市内門区(南海紫竹寺など)
- 日程: 毎年3月下旬〜4月上旬(2025年は3/28開始予定)
- 公式サイト
【アクセス:高鐵+バス】
少し山側のエリアなので、乗り継ぎが必要です。
- 高鐵で「左営(Zuoying)駅」へ移動。
- 左営駅から「旗美国道快線(バスNo.E01)」に乗り、「旗山転運站(バスターミナル)」へ。
- そこからシャトルバスやタクシーで会場へ。※期間中は左営駅から直通の無料シャトルバスが出る年もあるので、現地の観光案内所で確認するのが確実です。
【台中】週末限定の「クリエイターズマーケット(市集)」
台中には3月特有の巨大フェスはありませんが、気候が最も安定しているこの時期、街中の広場では毎週末のように「市集(マーケット)」が開かれます。
特に「審計新村(シェンジシンツン)」や「草悟道」エリアは激戦区。
古い宿舎をリノベーションしたお洒落なエリアに、若手アーティストの雑貨や、こだわりの手作りスイーツの屋台がずらりと並んでいます。
【アクセス】
- 高鐵: 台北駅 → 高鐵台中駅(約1時間)
- 市内へ: 高鐵駅からタクシーで約20分、またはバスで市内中心部へ。
3月の注意点
3月の台湾は「春」ですが、日本の春とは少し違うので気を付けてください!
夜のイベントには「羽織るもの」が必須
台北では日中は半袖で過ごせる日でも、日が落ちると急に冷え込むときもあります。
特に「寶蔵巖(トレジャーヒル)」やランタン上げなどの屋外イベントに夜参加する場合は、薄手のパーカーやカーディガンを必ずリュックに入れておきましょう。
※より詳しい3月の気温や、日ごとの具体的な服装コーディネートについては、以下の記事で徹底解説しています。こちらも合わせてチェックして、準備万端にしてきてくださいね。
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よくある質問(FAQ)
最後に、3月の台湾イベントに関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 3月の台湾で「ランタンフェスティバル」は見られますか?
メインのフェスティバル(2025年桃園開催)は2月末で終了しますが、この記事で紹介した「寶蔵巖光の芸術祭」や、十分での天燈上げ体験など、光を楽しめるイベントはまだあります。
Q2. 陽明山へ行くとき、予約は必要ですか?
基本的に予約は不要です。観光客の方はバスやタクシーを利用すれば、予約なしでスムーズに入場できます。
Q3. 3月のイベント参加時の服装は?
日中は半袖でOKな日も多いですが、朝晩や雨の日は冷え込みます。
特に夜の屋外イベントや山間部(陽明山)に行く場合は、薄手のパーカーやウインドブレーカーなど、「脱ぎ着しやすい羽織もの」が1枚必須です。
Q4. イベントが雨で中止になることはありますか?
台湾のイベントは多少の雨なら決行されることが多いですが、台風並みの大雨の場合は中止になることもあります。
当日の朝、公式サイトや公式Facebookページで最新情報を確認することをおすすめします。


