【台湾サイゼリヤ】日本との違いを在住者が徹底比較!限定メニュー・値段・注文方法を解説!

台湾サイゼリヤ西門町店のロゴ

「台湾にもサイゼリヤがあるって聞いたけど、日本と何が違うの?」そんな疑問を持ったことはありませんか? 

実は台湾のサイゼリヤには、日本では食べられない限定メニューがあったり、注文方法がまったく異なっていたりと、同じチェーン店とは思えないほどの違いがあります!

この記事では、台湾在住の筆者が実際に現地のサイゼリヤに足を運び、メニュー・値段・味・注文方法など日本との違いを比較してみました。

台湾旅行中に「あえてのサイゼリヤ」を楽しむためのガイドとしてお役立てください。

台湾のサイゼリヤ(薩莉亞)とは?基本情報

台湾進出は2008年|店舗数と展開エリア

台湾のサイゼリヤは2008年に進出し、台北市内で最初の店舗をオープンしました。日本国内で培った「低価格で高品質なイタリアン」というビジネスモデルをそのまま台湾市場に持ち込み、現地でも手頃な洋食レストランとして定着しています。

2026年2月時点での店舗数は26店舗で内訳は、台北市に9店舗、新北市に11店舗、桃園市に6店舗と、いずれも台湾北部に集中しています。

ちなみに、サイゼリヤの海外店舗は中国・香港・シンガポールなどアジア各地に展開されており、2025年8月末時点の海外全体では約629店舗1にのぼります!(思ってたよりめちゃくちゃ多い!!)

そのなかで台湾は比較的小規模ながら、進出から18年にわたって安定した運営を続けています。

ちなみに、店舗数の推移を見ると台湾では2008年の進出以降、急拡大するというよりも着実に少しずつ増えてきた印象です。台北を中心に、新北市の淡水や桃園市の中壢付近まで広がっていますが、後述するように台中や高雄への進出はまだ実現していません。

台湾サイゼリヤ西門町店の入口

台湾での呼び名は「薩莉亞(サーリーヤー)」!

台湾サイゼリヤ西門町店の看板

台湾でサイゼリヤは中国語で「薩莉亞」と表記され、読み方は「sà lì yà(サーリーヤー)」です。日本語の「サイゼリヤ」とはだいぶ響きが異なるので、現地で看板を見ても一瞬気づかないかもしれません。

台湾と日本のサイゼリヤを比較!5つの違い

メニューの違い|台湾限定メニューが豊富

まず目を引くのが、パスタやピザの種類の多さ。日本でもおなじみのカルボナーラやペペロンチーノに加え、台湾ではシーフードミックスピザやパイナップルピザなど、南国テイストのメニューがあります。

チキンドリアも台湾のサイゼリヤが推しているメニューの一つで、濃厚なホワイトソースとジューシーなチキンの組み合わせが人気とのことです。

台湾サイゼリヤ西門町店のメニュー
台湾サイゼリヤ西門町店のメニュー

台湾のサイゼリヤはイタリア料理のチェーン店という基本軸は日本と同じですが、メニュー構成にはかなり違いがあると感じました。

日本にはない、台湾限定メニューが数多く用意されており、日本のサイゼリヤとは「別の楽しみ方」ができるので観光にももってこいと感じました!

台湾サイゼリヤ西門町店のメニュー
台湾サイゼリヤ西門町店のメニュー

一方で、日本のサイゼリヤの定番であるハンバーグが台湾のメニューにはありません。これは意外に感じる方も多いのではないでしょうか。その代わりに、厚切りステーキや白身魚のグリルなど、日本にはない料理がラインナップされています。

サイゼリヤは「何料理のお店?」と聞かれたら「イタリアン」と答えるのが正解だと思いますが、台湾ではそのイタリアンの枠をちょっとだけはみ出した、ローカル色のあるメニューがあり、お店としてとても面白いなと思いました。

アルコール類ですが、ワインは赤白ともに揃っていました。ビールはやはり台湾ビールでした!

他にも台湾の〇〇のことで気になっていませんか?

名物はイカ焼き!ミラノ風ドリアとの比較も

台湾のサイゼリヤで最も話題になるメニューといえば、イカ焼き(香烤中卷)です。イカを丸ごと1杯グリルしたこの一品は、見た目のインパクトが抜群。「イタリアンレストランで丸焼きのイカが出てくるの?」と驚く日本人観光客も少なくありません。台湾では夜市の屋台でイカ焼きが定番なので、その文化がサイゼリヤのメニューにも反映されているのでしょう。

価格は120元(約600円)で、ビールやワインのおつまみとしても人気がありそう。

一方、日本のサイゼリヤの代名詞であるミラノ風ドリアも、台湾では「米蘭風肉醤焗烤飯」として健在です。ただし、後述する味のローカライズの影響で、実際に食べましたが、日本のミラノ風ドリアとはやや異なる味でした。

価格は約100元(約500円)と、日本の300円と比べると割高ですが、台湾の外食としては手頃な部類に入ります。

サイゼリヤの米蘭風肉醤焗烤飯
台湾サイゼリヤ西門町店の米蘭風肉醤焗烤飯のアップ画像

値段の違い|日本より高めの価格設定

台湾のサイゼリヤの価格帯は、日本と比べると全体的に高めです。通貨はNT$(台湾ドル)で表記され、2026年4月時点のレート(1元=約4.5〜5円)で換算すると、日本の感覚からは「やや割高」に感じるでしょう。

主要メニューの価格を比較してみます。

メニュー台湾(NT$)日本円換算(目安)日本の価格
ミラノ風ドリア約120元約600円300円
イカ焼き(台湾限定)120元約600円
チキンドリア(台湾限定)120元約600円
シーフードピザ170元約850円
ドリンクバー50元約250円200円(セット価格)

円安の影響もあり、日本の「驚異的な安さ」と比較すると台湾のほうが高く感じます。ただし、台湾の外食相場のなかではサイゼリヤは十分にリーズナブルな部類です。台北市内でイタリアンを食べようとすると1人あたり300〜500元は当たり前なので、サイゼリヤの100〜200元台はむしろお得といえます。

コスパを重視するなら、ミラノ風ドリア(約100元)は台湾でも安定の選択肢。台湾限定のチキンドリア(120元)はボリュームがあり、お店でしか食べられない限定品なのでぜひ試してみてください。

注文方法の違い|QRコードでスマホ注文

台湾のサイゼリヤでまず戸惑うのが、注文方法の違いです。日本ではおなじみの紙の注文票に番号を書いて店員さんに渡すスタイルですが、台湾ではテーブルに設置されたQRコードをスマホで読み取り、そのままスマホ上でオーダーする仕組みが導入されています。

台湾サイゼリヤ西門町店のQRコード

メニュー画面は中国語・英語のみで、日本語には対応していません(2026年4月時点)。

中国語が読めない場合は、事前に台湾サイゼリヤの公式サイトでメニューを確認しておくのがおすすめです。もちろん、店員さんを呼んで直接注文することも可能です。

ただ、スマホ注文のほうが写真があり、わざわざ店員さんを呼ばなくていいので楽だと思います。

ちなみに日本のサイゼでも、2024年から一部店舗でスマホオーダーが導入され始めています。台湾のほうが一歩先に使用していたということですね。

私は日本のUIのほうがシンプルで楽しいと感じました。

味の違い|台湾は薄味にローカライズ

同じメニュー名でも、台湾と日本では味がかなり異なります。ひとことで言うと、台湾のサイゼリヤは「薄味」です。

これにはいくつかの理由があります。まず、台湾はもともと日本に比べて薄味の食文化を持っています。日本の味付けに慣れていると、最初のひと口で「塩気が足りないかも」と感じると思います。

また、台湾政府は食品に対してトランス脂肪酸の全面禁止など、日本よりも厳格な規制を設けています。サイゼリヤはこうした現地の食品基準に合わせてレシピをローカライズしているため、同じミラノ風ドリアでも味の印象がだいぶ変わっているのだと思います。

逆に言えば、台湾の方が日本のサイゼリヤで食事をすると「しょっぱい」と感じることが多いそうです。味覚の基準が国によって異なることを実感できる、ちょっとした異文化体験で旅にはもってこいかもしれません。

台湾のサイゼリヤに行く前に知っておきたいこと

支払い方法|クレジットカードは使えるのか

台湾のサイゼリヤでの支払い方法は、現金(NT$)のほか、クレジットカード(VISA・Mastercard・JCBなど)に対応しています。

日本のサイゼリヤでは長らく現金のみだった時代がありましたが、台湾では比較的早い段階からカード決済が可能でした。

ただし、日本のQRコード決済(PayPay・楽天ペイ等)は使えません。台湾旅行者の場合、クレジットカードか現金を用意しておけば問題ないでしょう。台湾の一部モバイル決済(LINE Pay台湾版など)に対応している店舗もありますが、観光客にとっては現金かクレカが確実です。

水・ドリンクバー・ビール事情

台湾のサイゼリヤでも、日本と同じくドリンクバーが用意されています。価格は50元(約250円)で、日本のセット価格200円と比べるとやや高めですが、種類は豊富です。以下のドリンクが用意されていました。

ジュース系:コカ・コーラ・コカ・コーラゼロ、スプライト、紅茶レモン、ミニッツメイドアップル、ミニッツメイドオレンジ

コーヒー類:アメリカン(H/I)、カプチーノ、カフェラテ(H/I)

お茶類:緑茶、烏龍茶、紅茶、ジャスミン茶、ジャスミングリーンティー、鐵觀音茶

台湾サイゼリヤ西門町店のドリンクバー
台湾サイゼリヤ西門町店のドリンクバー

水については、台湾のサイゼリヤでは日本のように無料の水がセルフサービスで提供されています。

お酒好きの方に嬉しいのが、前述した通り、台湾ビール(台灣啤酒)がメニューにある点。日本のサイゼリヤではアサヒやキリンなど日本のビールが中心ですが、台湾でもご当地ビールが楽しめます。

お昼からビール最高ですよね…!

高雄・台中にはない?出店エリアの注意点

台北を訪れる観光客にとってサイゼリヤは見つけやすい存在ですが、注意したいのは出店エリアが台湾北部のみという点です。台北駅周辺には複数の店舗があり、西門町エリアにも店舗があるため、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。

しかし、2026年4月時点で台中・台南・高雄など台湾中南部には出店していません。

高雄は台湾第二の都市で、港町という点では日本の横浜や神戸に近いイメージの人気観光地ですが、残念ながら(?)サイゼリヤの店舗はないです。

まとめ

台湾のサイゼリヤについて、日本との違いを中心にご紹介しました。ポイントを3つにまとめます。

  • メニューが違う:イカ焼きやチキンドリアなど台湾限定メニューが豊富。一方でハンバーグは存在しない
  • 値段と味が違う:日本より価格は高めだが台湾の外食相場ではリーズナブル。味は薄味にローカライズされている
  • 注文方法が違う:QRコードによるスマホ注文が基本。メニュー画面は中国語・英語のみ

同じサイゼリヤでも国が変われば別の楽しみ方ができるのが面白いところです。台湾旅行の際は、あえて日本でもおなじみのこのチェーン店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回も、ここまで読んでくださってありがとうございました!

  1. 株式会社サイゼリヤ 決算説明資料 ↩︎